あ、いかん、涙出てきた……

 FIFAワールドカップ決勝トーナメント準々決勝atヴァルド・シュタディオン
  ブラジル 0 - 1 フランス
  フランスの得点:57minティエリ・アンリ

 ジダンの舞いが見られて幸せです。もう何も思い残すことはありません。
 ジダンかっこいいよジダン
 キックオフ前のスタンドの映像で写ってたルパン似の人は、記憶に間違いなければジョルカエフ

 ざっっっっまーーーーーーーーー見さらせ!
 これではいはいブラジルブラジル言わずに済んだぜ!

 ブラジルを倒せるとしたら、まずフランスだろうとは思ってました。大会が始まってから、攻撃が微妙なのはさておき、守備が崩れる気配が全くないってのが理由。ブラジルをPA内に入らせなかった事、そしてPA前のいわゆるバイタル・エリアでボールを渡さずかつキープして組み立てられた事が決め手でした。
 まあ中盤スカスカになったのはブラジルのポジショニングミスでもあるようですが。前線は前掛かりかサイドに開く一方、開いた2列目を埋めるべきボランチは上がってこない。何も好きで上がって来ない訳じゃなく、DFがさっぱり押し上げないからバランスを取るために上がれなかったんですな。アンリを恐れたってのもあるんでしょうが、全体に間延びし過ぎでした。業を煮やして下がってきたカカーとロナウジーニョは待ってましたとばかりにマケレレビエラに潰される。
 大会が始まった時からこういう傾向はありましたが、かくしてついに最後まで、ロナウドロナウジーニョ・カカーのトライアングルは機能しないままでありました。デブ外してロビーニョにすればとかもっとジュニーニョ・ペルナンブカーノ使ってればとか、そういうレベルじゃなくもっと構造的な問題な気がします。デブと心中したのはさすがにどうかと思うけどさ(笑)。

 まーフランスにしても、リベリー下げたのはどうだったかなあ。最後の方はこぼれ球拾えなくなってちょっと危なっかしかったし、微妙にチキンな采配が気にかかりました。ヒヤヒヤもんでしたよ。
 この試合、得点シーンはぶっちゃけどうでもいいですね。
 やっぱ守備ですよ、サッカーは。