勿体ねぇ〜

 FIFAワールドカップ予選グループCatゴットリーブ・ダイムラー
  オランダ 2 - 1 アイボリー・コースト
  オランダの得点:23minロビン・ファン=ペルシー 27minルート・ファン=ニステルローイ
  象牙海岸の得点:38minバカリ・コネ

 個人技サッカーやるなら、これ位の1対1能力が必要って事なのね。
 ……ねえ、どこぞの監督さん?

 あー惜しい!
 あー勿体ねー!
 こんなに面白いサッカーやってくれるアイボリー・コーストがここで消えるのかよ!

 いいなあ。アフリカサッカーってこういうもんだよな。戦術なんてすんごい適当なんだけど、ガタイとスピードで押しまくるっていう。1対1で仕掛けまくって、オランダですら圧倒してたもんなあ。どこもかしこもガチガチかグダグダな中で、彼らの能天気なサッカーはまことに輝いておりました。
 …いや、守備まで能天気なもんだから、上の方まで勝ち残るのは絶対無理だと思うけどね。先制点の時さあ、いくら何でも160cm台の選手を壁にしちゃイカンでしょうよ(笑)。

 で、そういう能天気なチームなもんだから結果的にオランダとは良く噛み合ってしまったという。元々守るチームじゃないから、終始アイボリー・コーストのペースで押し込まれはしたけれど、攻撃の組み立てと精度はさすがオランダだと思いました。どちらもボールを持ったらシュートまで持っていく、バスケみたいな殴り合いが大変楽しゅうございました。

 結局、順当にアルゼンチンとオランダの通過が決定。せっかく因縁の対決が最後に残ったのに、ややテンションが下がる状況となってしまいました……が、1位で通過するか2位で通過するかが問題。腹の探り合いというこれはこれで痺れる展開にはなりそうです。
 この辺は、トーナメントの組み合わせパターンを見ていずれ考えてみましょ。