ロジクール「G7 Laser Cordless」

 http://www.logicool.co.jp/index.cfm/products/details/JP/JA,CRID=2135,CONTENTID=10716

 
 “ゲーマー用”をうたうレーザーセンサー+バッテリーパック交換式光学式コードレスマウスです。買っちゃったぁ。1万円オーバーですよ。あはははは。

 

 左からG7、MX1000、MX700。初代の「ZM-100」から理想のマウスを目指して改良を重ね4世代目、光学式コードレスマウス最新鋭機でございます。ZM-100も含めて、全部発売日に買ってますが何か? しかし考えてみれば自分の環境、最古のDOS/V日本語キーボードと最新鋭のマウスの組み合わせなんだな……
 以下、情報としての価値はあんまりないと思ってほしい突っ込んだレビュー。

 いや、マウスが軽いって素晴らしい(涙)
 すごい楽。クリックも軽いし、MX1000は辛かったけど、これで手首の疲れからはオサラバだーーーーー!
 形状はMX500〜700系を踏襲。やっぱり自分の手にはこの形と大きさが合ってます。その形のままでチルトホイールが付いたんだからこの時点で購入決定でした。塗装はこのG7の場合ツルツルテカテカ。指に吸い付く感じでフィット感が強いですが、これは好みが分かれるかも(正直、自分もMX500〜700系かG5のようなラバー/サラサラ塗装の方が良かったなあ、とちょっと思う)。チルトホイールMX1000に比べてクリック感が強くなりました。いい感じです。ソールの滑りは良好。ホイール回した時の感触はちょっと固くてよろしくない。これは使ってるうちに多少柔らかくなるのかな。

 MX1000初期不良ロットに当たったのでPS/2でしか繋げず、レーザーセンサーの恩恵にはイマイチ与かれずじまいでした(理屈は解らんけど、微妙に明らかに精度が落ちる)。ここに至り、ようやくUSBでレーザーを味わうことができました。
 いや、気持ち悪い程の追従性の良さです。素晴らしい。これでもう「光学式は精度がね〜」なんて言わせませんよ? センサーの精度という点においては、これでもう完成形と言ってよろしいかと思います。

 付属のドライバ(SetPoint)のバージョンは2.42aですが、ロジのサイトにさらに新しいバージョン(2.46)が上がっているので、それを使いました。
 ウリであるトラッキング解像度2000dpiですが、切り替えてみると恐ろしい勢いでポインタが飛んで行きます。この辺はポインタ速度を落として調節する訳ですが、ここでドライバに問題あり。速度設定の刻み幅が解像度が上がっても同じなので、2000dpiだと1段階切り替えただけでもかなり速度が変わります。なので微調整が効き辛いんですね。自分はたまたまいい按配の設定にできたのでこのまま2000で使うつもりですが、人と環境によっては解像度の微調整でもって設定を詰めなきゃならんかも。

 で、その解像度は2000〜400の間で5段階に設定できて、しかもホイール後方のボタンでいつでも切り替えられるようになってます。ですが自分、このマウスの用途として想定されてるようなゲーム(FPS)はぜんぜんやらない人間なので、正直この機能にどれほどのありがたみがあるのかサッパリ解りまへんw
 そういうライトな人の場合、もう解像度は固定してしまって、切り替えボタンはSetPointの設定でもって別の機能に割り当ててしまうのがよろしかろうと思います。オススメはブラウザの「戻る」「進む」とクルーズコントロール(上下スクロール)。2つのボタンがまとめてホイールの手前にあるので、この手の機能のボタンとして非常に使い勝手が良いのです。(MX500〜700系はホイールの前後にボタンが配置されてて、事実上手前のボタンしか使えませんでした)
 自分はクルーズコントロールで。超縦長のサイトなりテキストを見る場合、ホイールをぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる………とやらずにスクロールできるのは楽チンです。マウスのボタンで「戻る」「進む」をやる習慣がないってのもありますが。サイドボタンを「戻る」にしましたがこれは多分ほとんど使わない予感。

 結論、当たりも当たり、大当たり。買ってよかった。惚れました。